コラム

いい曲はアルバムの1・2曲目に収録してください

 

前回は「CDが売れない時代にタワーレコードに足を運んでCDを買いに行く」と言う尊い行為について書きました。

タワーレコードで邦ロックのCDを視聴することについて
CDが売れない時代にCDを買うことについて 日頃から新しいバンドを探すのが趣味になっていますが、中でもダントツで新しいバンドを発見するのはタワーレコードでの視聴です。 ...

 

しかしタワーレコードにいる時間が長ければ長いほど絶対的な基準ではなく相対的な基準で音楽を視聴してしまうため、いい音楽を取りこぼしてしまう自分がいることも事実。1回見れば満足してしまう初回限定DVD特典だとしても、貼ったためしのないどこに行ったのか分からない行方不明なステッカーを貰ったとしても、ファンとしては「あの時手に入れておけばよかった」と後悔することもなかったでしょう。

 

そこで個人的なおこがましいながらのお願いがあります。

それはいい曲はCDの1・2曲目に持ってきてほしいという事です。

 

「なに素人が偉そうなこと言ってんだ」「アルバムは全体を通して作品なんだ」と言われるのもごもっと。いい曲を1・2曲目にもってきて欲しいと言うのは個人的なわがままです。

でも人一倍タワーレコードで視聴しているため、他の視聴をするお客さんを観察して思う事があります。それは意外と皆さん視聴しないんですよね。正確にはいったん視聴し始めたとしてもだいたい15秒くらいで視聴を止めていってしまうんです。つまりこの忙しい時代において音楽を視聴する時間に多い時間を割く事がないのではないでしょうか。

 

ここで突然ですが個人的にタワーレコードで視聴して衝撃的だったCDを紹介します。

それはsuny car washの『週末を待ちくたびれて』です。このアルバムを初めて視聴した時に衝撃を受けました。

このアルバムの1曲目は「キルミー」という曲です。

 

イントロもなく始まるこの曲は、あのgoingundergroundのボーカル松本さんも「すごいバンドが現れた」と言わしめた初期のandymoriを想像した人も少なくないのではないでしょうか。

そして畳みかけるように2曲目の「ワンルーム」。ここまで聞いてたとえこの2曲だけしか琴線に触れないとしてもこのアルバムを買うことを即決心しました。

しかしサニカーファンには申し訳ありませんが、この曲の順番が違った場合はおそらく最初の1~2曲を聞いても購入しない可能性もあったでしょう。

 

これは超個人的な思い出ですがそれでもやはり時間のない現代人において視聴する最初の1~2曲目は超重要だと思うんです。1曲目で足が止まれば2曲目を聞きます。そして3曲目に進むと改めて1曲目を改めて聞きます(個人的には)。

 

タワーレコードさんはご丁寧に「③①④がオススメ!!」と紹介している場合もありますが、それでもやはり1曲目を聞く人が大半だと思います。これがもし「①②③がオススメ」とされてあると無条件に1曲目で足を止めることになるでしょう。

 

ですからまだ無名に近いバンドマンさんはぜひ1・2曲目に最も聞いて欲しい曲を持ってきてください。